おぜクリ通信

水中運動

健康を維持し、生活習慣病や寝たきりにならないようにするためには、筋力トレーニングと有酸素運動が必要と言われています。
水中運動は水の特定を生かして、効果的な有酸素運動と筋力アップ・脂肪燃焼が体に負担をかけずに行うことができます。

陸上と違い、水中では浮力によって体にかかる負担が少なくなります。
ちなみに水中での体重は、陸上の焼く10分の1と言われています。そのため膝や腰にかかる負担が少なく、水中歩行などの繰り返しの動きも無理なく行うことができます。

また水中で姿勢を保つために無意識に全身の筋肉を使っていて、自然と腹式呼吸も促され腹筋の使用も増えます。
水の抵抗を自分で調節することも出来るので、歩きながら力加減を調節し、少しずつ筋肉に刺激を与えて筋力アップを目指せます。

そして、体温より冷たい水の中に入ることで体の熱が奪われる為、体を温めようと脂肪が活発に動き出します。
これによってエネルギーの消費量が高まり、陸上にいる時よりも消費量が増大するそうです。

と、これまで色々と水中運動の効果を述べてみましたが、恥ずかしながらも私も今年に入ってから知りました。

日頃の運動不足と脂肪燃焼を目指し、1月からプールへ通い始め、そこでインストラクターの先生に教わったことです。

プールでは3時間ほど過ごし、そのうち1時間~1時間30分は水中歩行・30分~45分はアクアビクス・残りの時間は休憩や25mを何本か泳ぐといった感じで、週に2~3回ほど通っています。

効果が出るまでは時間がかかりそうで、2~3ヶ月通ったぐらいでは残念ながら変化はあまり見込めないようです。
やはり、何事も“継続は力なり”で続けることが大切なのですね。

『プールに行くのが面倒』、『フィットネスクラブなどの会員になるのが嫌』などの理由からこのような運動から遠ざかってしまっている人も中にはいらっしゃると思いますが、各市町村の市民プールなどで、水中歩行やアクアビクスといった運動を実施している所もあります。

市民プールでしたら利用料も安いですし、市内循環バスなども通ってると思いますので、気軽に始められるのではないでしょうか。

確かにプールへ行って水着に着替えて・・・と面倒です。
特に冬場は厚着なので、コートやセーター、着替えるだけで大変ですね。
ですが、面倒だから言って家の近くの公園をウォーキングするのかと聞かれたら、これもまた面倒臭い・寒いから・天気が悪いなどの理由をつけて、おそらくやらないであろう自分の姿を思い浮かべ、私の場合は会費を払い、お金を払ったのだからと半ば強制的に運動する方向へ意識を向けました。

プールへ行くようになり、そこで出会って話をするようになったプール仲間もでき、ほとんどが同じ目的で運動している人達ばかりなので、楽しい時間を過ごせていると感じています。

ただし、楽しかった後にいくつか気を付けたい事があります。
それはプールから上がった後の空腹感です。
とにかくお腹が減っていて、何か食べたくなります。
指導員の方に伺ったところ、おにぎり1つくらいか雑炊などの炭水化物をゆっくり取ると良いと言っていました。
逆にバナナなどの果物は運動後には避けた方が良いとアドバイスを受けました。
果物は運動の前に食べるといいそうです。

そしてもう1つ、くれぐれも水分補給を忘れずに行うということ。
気付きづらいですが水の中でも汗は結構かいているそうです。
たまに脱水症状を起こしていまう人もいると聞きました。

このようにプールにはインストラクターの先生がいますので、より効果的な運動方法や食事などのアドバイスを聞くことが出来るし、運動中に何が起こっても見ていてくれる人がいるので安心できます。

春を迎え暖かくなり、何か新しい事を始めてみるには丁度良い季節です。
これから運動を始めてみようと思っている方、すでに運動をされている方、プールで汗を流してみるのもいいですよ。

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