おぜクリ通信

木枯らしと湯けむり

立石八重子

木枯らしが吹いて、冷たい空気が肌を刺すようになると、温泉に入りたくなります。

私はひなびた山小屋のような旅館の温泉に入るのです。凍えた体を湯船に長々と伸ばし、ゆっくりお湯の中へ浸ってゆく。

白い雪が舞う中のお風呂に浸かっていると、温泉の向こうにお仲間さんが、・・・・と思いきや、おサルさんが、真っ赤な顔をして、瞑想にふけっている。ふと目が合い軽く頭を下げて あいさつを交わす。なんて想像しながら温泉ガイドブックを手にいしている自分です。

日本は温泉大国。一口に温泉といっても、場所によって温泉の効能が違っているようです。

  • 神経痛には、鬼怒川温泉、箱根湯本温泉、伊東温泉
  • 皮膚病には、中禅寺温泉
  • 冷え症には、塩原温泉郷、熱海温泉
  • 高血圧には、長湯温泉
  • 傷の回復には、伊香保温泉、などなど

本当にたくさん、あるんですね。

でも、入浴剤の効能を見ると、なんともすべて入っているのです。一袋の中に、肩こりも神経痛も冷え症も、なんて素敵!

今夜は、入浴剤を使って温泉に行った気分になろうと思います。

日本人でよかったぁ、と思う今日この頃です。

「おぜクリ通信」一覧を見る

医療法人社団 健剛会 おぜきクリニック

診療科
内科、整形外科
診察時間
午前9:00~12:30 午後3:00~6:30(土曜日:午前9:00~午後1:00)

火曜日午後は内科のみ

休診日
木曜日、土曜日午後、日曜日、祝祭日

〒208-0013  東京都武蔵村山市大南2-39-1
駐車場10台完備  交通案内