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くらしのヘルスケア

コーヒーの健康効果に注目

近年、コーヒーの持つ様々な健康効果が注目されています。これまでに行われてきた多くの研究結果をまとめて再評価する大規模な解析研究によって、コーヒーには複数の病気の予防効果があることが明らかになったのです。
具体的には、乳がん、大腸がん、肝臓がん、前立腺がんといったいくつかのがんと、糖尿病、肥満、アルコール性肝炎、アルツハイマー病、パーキンソン病などで、様々な病気を予防する効果があるというのです。

コーヒーが病気を予防するメカニズムはどうなっているのでしょうか。現在研究が進んでいるコーヒーの作用についてはまず、ダイエット効果に関するものがあります。自律神経系のバランスを改善して交感神経系の働きを高め、抗酸化成分が血糖の上昇を抑えて、脂肪の燃焼を活発にして中性脂肪の蓄積を防ぎ、動脈硬化や炎症を抑える作用を持つホルモンの分泌を高める――というもので、生活習慣病予防につながると考えられています。コーヒーに含まれる複数の成分が、抗酸化作用、抗炎症作用、抗動脈硬化作用といった健康によい効果を有することも複数の研究で示されています。

また、アルツハイマー病やパーキンソン病といった脳の機能に関する病気に対する予防効果も注目されています。コーヒーを飲む人は飲まない人よりもこうした病気になりにくいという研究結果が幾つか報告されています。乳がん、大腸がんなども同様です。ほかにも、コーヒーの独特の香りに、脳をリラックスさせ、ストレスやうつ症状を軽減させる効果があることも明らかになってきました。

ただし、色々な効果があるからといって、あまり大量に飲むことはお勧めできません。これまでの研究から、1日に3〜5杯が適量と考えられています。有効成分の中には、焙煎の度合いによって増えたり減ったりするものもありますので、自分の好みを探して色々と試してみるのもよいでしょう。


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